Vol.63 テレマークで楽しむスキーリゾート
さて今回はテレマークスキーヤーの私、劔村が担当します。
日本を代表するスキーエリアのひとつである白馬へ先週お邪魔しましたので紹介してみようと思います。
テレマーク仲間3名で金曜の夜、富山から向かいました。なぜかというとビールを飲むためなんです。
小谷村、白馬村を含む長野県と隣県の新潟県は銘酒が多く美味しい日本酒を楽しむにはいいところです。しかし最近白馬ではビールを楽しむことができるようになっています、私は今回TAPROOMというお店へお邪魔してホップ香る美味しいクラフトビールをたらふくいただきました。宿泊できる方は是非行ってみて下さい。
また八方尾根スキー場にはコロナビールを飲めるテラスが営業しているようです。
飲みながら明日はどこへ行こうかと悩む、スキー場が複数あり降雪量や質を考慮して選択できるのも白馬エリアの魅力ですね。岩岳、栂池、コルチナ、五竜、47、乗鞍、八方などなどいくつあるのでしょう?それぞれに特徴、魅力がありますのでお好きなところへ是非どうぞ。
久しぶりに厳しい冷え込みの朝、我々が選んだのは
とても目立つ建物が迎えてくれる白馬コルチナです。
うっすらと雪が積もったなかなか条件の良い日で気持ち良く滑れそうです。
テレマークスキーにも道具にいくつか種類がありますが我々はブーツのつま先が75mm出ている75mmノルディックノルムというタイプの靴とビンディングです。
最近ではNTN(ニューテレマークノルム)というタイプもあり乗り味も違うので新しい感覚を味わうことができるそうです。
このスキー場の特徴は真ん中を通るラインを山が取り囲んでいるので、どのラインを選んでもリフト乗り場がある中央へ出てくるという便利さがあります。また装備があればサイドカントリーを楽しむことも可能です。
この日、ところどころの斜面でパックされているものの朝のうちは軽めのパウダーを飛ばしながら軽快に滑れました。青空が広がり白馬村が一望できます、しかし日を浴びて昼に向かって雪は重くなってくる。
三月になると雪はまだまだありますが利用客はピークより減るのかリフトの待ちもほとんどなくストレスなく回すことができます、それもこれからのシーズンならではかもしれませんね。
雪が悪くなる前までに軽快に飛ばしてニヤニヤが止まらない午前中はあっという間に過ぎていきます。滑った後には温泉が待っています、近隣には数え切れないほど温泉がありますので酷使した足腰をほぐすためにも温泉に寄ってみましょう!
日本の中部地方において、ふかふかのパウダーを楽しめる時期から春雪に変わりつつありますが、テレマークスキーなら春のザラメ雪をゆったりと優雅に流すのも楽しいものなのでもう少しウィンターシーズンを満喫しようと思います。