Vol38.カナディアンロッキーでの登頂 その5
ご無沙汰してます。谷剛士です。
カナダは秋も深まり、というか雪が降ってもうすぐ冬ですね。寒い。
でも僕この季節好きなんですよね。雪の匂いがする、鼻が痛くなる寒さ、空が高い、あー冬が来るなって指より数えてます。
ですが、いきなり冬の話題もなんなでもう一度、
カナディアンロッキーン登頂に戻りましょうか?
今回5ピーク目はウィルコックスピークをご案内。
この山はコロンビアアイスフィールドセンターのちょうど裏側、ハイキングで有名なウィルコックスパスを歩いた方なら必ず見ている山です。
標高2884mのこのピークはスクランブル(手を使うがザイルを使わない)のカテゴリーに入る比較的簡単に登れる山、標高差は約800mで最後の100mがスクランブルで少し難しい感じです。
僕はよくヤムナスカに登りに行ったときでも思いますが、日本人の登山者の方々は例外なく途中までで引き返します。なぜならそこまでの時間がなかったり、登頂に関する情報がないからです。
しかしながら、このウィルコックスもそうですが、カルガリーの短パンの軽装の人たちや、小学生の低学年の人たちが普通にそこを超えて登頂しているのです。
途中で引き返すのも悪くないですが、
時間さえかければ登頂できる山ならトライしてみませんか?
登頂の充実感はまた違う形で私たちを満たしてくれます。
真ん中、右にある大きな三角形の山がウィルコックスピークです。
もっと天気がいい時の写真ならわかりやすいのですが、これはアサバスカ山の中腹から眺めているんですね。
冒頭の写真はウィルコックスからアサバスカを眺めているんです。
結構はっきりとした道がついてます。
所要時間は往復5時間~7時間です。ちょうどいいですよね。
ちなみにこの時はちょうど2時間で往復しましたので結構近いです。
コロンビアアイスフィールド周辺で泊まってる方は最高の目的地になりますね。
メドウの写真は省きます。ウィルコックスで検索すれば沢山出てきます。
ロッキー最高のハイキングコースの一つですね。
これがスクランブルの登り部分です。右側を登ってきますね。
手をつかってバランスを取りながらそこまで難しくはないです。
適度な緊張感がより楽しみを引き出してくれます。
いきなり頂上です。一人で行くと写真があまりないんで申し訳ないです。
ハイキング以外にいる装備はヘルメットだけです。
アサバスカ、アンドロメダ、スノードーム、そして氷河観光地なんでみんな知っている名前かもしれませんが、ここまで上がるとアルバータ最高峰のMtコロンビアの雄姿が眺めることが出来ます。ちょうど真ん中奥にある山です。
そしてパノラマ。でかいです。
そして頂上からの動画。イメージわきましたか?
最後にビックホーンシープ(羊)とアサバスカ山。歩いていればこういう野生動物に会えるのもカナディアンロッキーの魅力ですね。お尻が可愛い。
さてウィルコックスピーク、前に紹介したバウンダリーピークと共に同じ山行で登ってみるのも悪くないですね。
では。